ママのしている家事をみて「お手伝いする!」と意気込むわが子。
しかし、子どもがお手伝いをするといっても途中で投げ出したり、めちゃくちゃにして結局ママのやることが増えてしまった。なんてことも、よくあります。
正直めんどうで「自分でやったほうが早いから」と思ってしまいがち。
でもちょっと待ってください!
幼稚園や保育園での体験や、お友達とのかかわりの中で急成長するこの時期は、子どもの責任感や自立心を育てられる絶好のチャンスなんです。
お手伝いを習慣化することで、子どものやる気がアップするだけでなく、親子で過ごす時間の密度も高まります。
今回は、4歳から6歳の子どもに合わせた、お手伝いの始め方と習慣化のコツを紹介します。
4歳から6歳の子どもができるお手伝いとは
4歳から6歳の子どもは、手先が器用になり、ママやパパからの言葉を理解する力もぐんと成長しています。
また「大好きな人の役に立ちたい」という気持ちも芽生えています。
しかし、簡単な家事ならできますが、まだ集中力が続かなかったり、完璧にはできません。
その点を理解しながら、子どもの「これならできる」を見極めてお願いすることが大切です。

4歳の子におすすめの簡単お手伝い
4歳の子には、テーブルを拭いたり、おもちゃを並べる感覚で靴をそろえてもらったり。
楽しく遊ぶ感覚でお手伝いしてもらうのがおすすめです。
テーブルを拭いたり、割れない食器を運ぶなど、毎日やることのお手伝いを習慣化してみましょう。
最初はお箸や、取り皿に使うプラスチックの容器など簡単なものから始めるのがポイント。
お花に水やりをするのは遊び感覚でできますし、もしかしたらもう保育園や幼稚園で体験しているかもしれませんね。
洗濯物はハンカチやタオルなど。
折り紙のように、パタンパタンとするだけでOKのものから始めてみましょう。
5歳の子におすすめの簡単お手伝い
5歳の子には、少しステップアップしたお手伝いをお願いしてみましょう。
「自分でやりたい」という気持ちが強いので、もしかしたら「ひとりでやる!」とママからのサポートを嫌がる可能性も。
見守りながら、まかせても大丈夫なお手伝いをしてもらうのがポイントです。
- 自分の服をたたむ
- 洗濯ばさみで留める
- 次の日の準備
- 野菜を洗う
ハンカチやタオルが上手にたためるようになったら、次は自分の服をたたんでもらいましょう。
器用・不器用、個人差はありますが、多少しわくちゃになってもOK!と見守ってくださいね。
洗濯ものは、靴下やハンカチなどを洗濯ばさみで留めるお手伝いがおすすめです。
遊び感覚でできるのと同時に、指の力を鍛えることもできますよ。
靴下や服を自分で扱うようになったら、明日着る服の準備を任せてみるのもいいでしょう。
自分でお気に入りの服を選べれば、朝嫌がって服を着てくれない!時間がない!というのも少なくなるかもしれません。
ニンジンやジャガイモを一緒に洗うのも、楽しくできるお手伝いのひとつです。
他にも、レタスをちぎったりするのも楽しいですよ。

6歳の子におすすめの簡単お手伝い
6歳の頃は、今までより多くのことができるようになっています。
自分の身の回りのことは、ひとりでできるようになりお手伝いの幅も広がっているでしょう。
ただ、完全に任せてしまうのはNG。きちんと見守って、子どものできる範囲をしっかり見極めてください。
- 洗濯物を干す・取り込む
- 買い物のお手伝い
- 食器を洗う
- 簡単な料理(サラダや卵を割る)
手先が器用に使えるようになるので、ハンガーに服をかけたり、取り込むことも上手にできます。
取り込むときのパタパタを任せてもいいですね。
買い物のお手伝いは、無理にセルフレジを使わせるのではなく、周囲の状況をみてできる範囲でやらせてあげてください。
サッカ台で買ったものを袋詰めするのも、大切なお手伝いです。
キッチンでできることも増えていきます。
まずは軽いもの、プラスチックの食器などから泡のついたスポンジで洗う・流すを体験させてみてはどうでしょうか。
卵を割ったり、かき混ぜてみたり。段階的にステップアップすることが重要です。
お手伝いを習慣化する5つのステップ
子どものお手伝いを習慣化するためには、いくつかのステップが必要です。
まだまだ小さいので、思うようにいかないかもしれませんが、完璧にやろうとしなくても大丈夫です。
できるところから始めて、楽しくお手伝いができるようになるといいですね。

1・子どもと一緒に、何をお手伝いするか決める
まず、子どもと「どんなお手伝いをしたいか」を一緒に決めてみましょう。
何よりも子どもの「やりたい!」を優先してあげることが重要です。
まだ子どもが小さく、よくわかっていない場合は「お箸とお皿、どっちを持っていきたい?」とか「机を拭きたい?それともスプーンをもっていきたい?」など、具体的に選ばせるのも効果的です。
2・お手伝い表をつくる
カレンダーを使ってお手伝い表を作ってみましょう。
もうすでに使っているカレンダーでも大丈夫です。お手伝いができたらシールを貼るなど工夫をすると、モチベーションもアップします。
お手伝いができたらシールを貼る、シールブックなどでもいいですね。
3・お手伝いのやり方を教える
お手伝いが決まったら、子どもと一緒にやってみましょう。
ただ「テーブルを拭いてきてね」と言っても、初めてのお手伝いではどうすればいいか分かりません。
ステップごとに説明しながら、実際に一緒に行動することで手順を覚えます。
何度か一緒にやれば、自分でできるようになっていきます。それまで見守ってあげましょう。
4・思いっきり褒める
とにかく、お手伝いをしようとしたことを、めいっぱい褒めましょう。
上手にできたときも、たとえ完璧にできなかったとしても、その気持ちが嬉しいですよね。
また、家族の前で褒めるのも効果的です。
「今日、〇〇くんがお手伝いしてくれたんだよ。上手だったよ」と、パパやおじいちゃん・おばあちゃんの前で伝えると、子どもは嬉しいと思いますよ。
5・少しずつステップアップする
同じお手伝いに慣れてきたら、少しずつ難しいことにもチャレンジしてみましょう。
「今まではタオルをたたんでいたけど、次は服をたたんでみる?」というように、確認しながらステップアップできるといいですね。
新しいお手伝いにチャレンジするときは、また一緒にやりながら覚えていきましょう。
できることが増えていけばいくほど、子どものやる気をさらに引き出してくれますよ。
お手伝いで育つ、大切な力
4歳から6歳の頃は、子どもの自主性や責任感が大きく育つ大切な時期です。
お手伝いを通じて、生活に必要な力を身につけながら「自分にもできるんだ」という自信を育てられます。
最初はうまくいかないことも、飽きて止めてしまうこともあるかもしれません。
ママやパパがやったほうが早く終わるし、楽なことも多いです。
でも、焦らず少しずつ子どものペースで進めていくことで、大きな成長を得ることができます。
お手伝いは、親子で過ごす大切な時間であり、コミュニケーションでもあります。
完璧を目指さず、一緒にやる・楽しむ気持ちが大切ですよ。



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